ChatGPTという言葉、聞いたことはありますか?
2022年後半から2023年頭にかけて、最近ではニュースでも耳にするようになった「AI」や「ChatGPT」という言葉。
僕はtwitterをよく普段から見ているのですが、最近はAIに関するツイートが多く、日々「ChatGPTでこんなことができるようになった!」というツイートを目にしています。
ChatGPTとは
そもそもChatGPTとは、OpenAIという人工知能の研究開発を行う団体が、2022年11月に公開した言語モデル「GPT-3」の進化系のチャットボットサービスです。
リンク
無料での利用も可能ですが、無料だとそもそもアクセスできないことも多く、僕は最近課金して、プライベートから仕事まで使い倒しています。
有料だと「ChatGPT Plus」というプランがあり、月額20ドルで利用ができます。
1ドル130円とすると、2,600円程度で利用可能です。
ChatGPTの使い方
それでは実際はどんな使い方なのかを紹介していきます。
アクセスするとこのような、検索バーがあるだけのシンプルな画面です。
そこに何か質問を打ち込むと、答えがすぐに出てきます。
「じゃがいものを使ったレシピを教えて」という質問に対して、いくつかのレシピの回答が来ました。
これがだいたい5〜10秒ほどでの回答になります。
最初はあまりの返事の速さに驚きました。
Google検索との違い
色々やってみるとわかるのですが、今まで使っていた検索エンジンとは全くやり方が異なります。
- 単語ではなく、ちゃんとした文章でわかるように説明をして、質問をする
- 答えに対して、さらに質問や深堀りのラリーができる
というあたりが主に異なるところで、検索力とはまた別の、チャット力とでもいうのでしょうか、異なる能力が必要になる印象です。
今後は検索ではなく、AIにまず聞く時代になると、チャット力の有無で仕事ができるできないというのが別れてくるだろうなと思わされます。
具体的にどんなことができるのか試してみた
1.マインドマップの情報から、キャッチコピーと説明文を作成
普段使っているマインドマップツールから、テキストだけをコピーして、貼り付けて質問してみました。
結果としては、こちらの意図している方向性のキャッチコピーと、中身を要点をうまく要約した説明文章ももらうことができました。
またキャッチコピー案も出してもらいました。
こちらについては、ちょっと聞き慣れたというか、使い古されたコピーが多かったので、残念ながら使用には耐えれるものではありませんでした。
とはいえ、たたき台としては全然十分です。ここからアイデアが膨らむこともありますので。
2.キャッチコピーの案出しと要約文の作成
こちらは他社のリフォーム会社さんで同じようなことをしました。
今回はより確度の高いコピーが出てきました。
使えれるレベルでしたが、このアイデアをよりブラッシュアップして提案しました。
3.コードレビュー&修正指示
コードレビューもできてしまいました。
やりたいプログラムの挙動がうまくいかず、聞いてみたところ、誤りも指摘してくれて、さらにちゃんとした修正後のコードももらえました。
すごすぎます。
4.実績紹介などのコンテンツのタイトル案出しと、箇条書きから文章作成
こちらは実績紹介などの投稿代行をしているクライアントさんの文章考えてもらいました。
ちゃんと見やすいタイトルと文章にしてくれました。
ただ、欲をだして膨らませてもらったところ、書いてもいない虚言が急に増えたので、ボツとなりました。
5.屋号・会社名のブレスト
あるクライアントさんで会社名の屋号の相談があったので、試しに聞いてみました。
「親しみやすい」→「柔らかい」というアイデアは良いのですが、そのまんますぎる案だったので、ボツとなりました。
ちょっとひねって回答してほしい旨を伝えると、かなりパンクな名前を提案されたので、こちらも残念ながらボツです。
6.SEOで検索上位を狙うための記事アイデア
こちらはSEOで上位表示を狙うためのキーワードや記事の方向性の案出しをお願いしました。
かなり良い方向性の案を頂けたので、こちらは活用できそうです。
まとめ
2週間ほど仕事でChatGPTを活用してみたものをまとめてみました。
ChatGPTが実際にどんな形で活用できるのか、伝われば幸いです。
個人的には、ただAIに聞くだけだと、うまい回答がまだ返ってこない印象ですが、聞き方次第でどうにでも化けるな、というのが感想です。
このAIに事前に状況説明をしたり、指示を出すものを「プロンプト」と呼ぶのですが、今後は良い返事がでるような「プロンプト」をどれだけ持っていて、的確に活用できるかが、AI活用で重要なところを占めるんだろうなと気づけた2週間でした。