コーディングが速くなる!おすすめのVSCode拡張機能14選

  • 2025.06.07
  • WEBコーディング

はじめに

Web制作に慣れてきた方は、「もっと効率よくコーディングできないか?」と感じている方も多いのではないでしょうか?

本記事では、現役コーダーが実際に使って効果を感じた、Visual Studio Code(VSCode)のおすすめ拡張機能を14個厳選して紹介します。

HTML/CSS、JavaScript、SCSSなど、日常的なコーディング作業がグッと速くなる便利なツールばかりです。まだ導入していないものがあれば、ぜひ試してみてください。

VSCode拡張機能とは?

VSCodeは、拡張機能(Extensions)をインストールすることで、自分の作業環境を自由にカスタマイズできるのが大きな魅力です。
初期状態でも使いやすいエディタですが、拡張機能を使うことで次のような作業効率の改善が期待できます。

  • 補完機能の強化
  • コードの整形・フォーマット
  • デバッグ補助
  • ファイル構造の視覚化
  • チーム開発の補助

用途に応じて必要な機能を選んで導入することで、作業ミスの軽減や、開発スピードの向上につながります。

現場で愛用されるおすすめ拡張機能14選

1. Prettier – Code formatter

コードの整形を自動で行い、統一されたフォーマットを保ちます。保存時に自動整形させるとミスを防げます。チームで共有する際にもフォーマットのばらつきがなくなり、レビュー効率が向上します。

2. Auto Rename Tag

開始タグを編集すると自動的に終了タグも連動して修正され、タグ修正の手間が激減します。
ネストが深くなることは望ましくないですが、仮にネストが深いHTMLを書くときにも対応出来ます。

3. Class autocomplete for HTML

外部CSSを読み込んだ状態で、class属性に入力補完を表示。
クラス名の打ち間違いが減り、Tailwind CSSのようなユーティリティ系にも便利です。

4. CSS Peek

クラス名やIDにカーソルを当てると、対応するCSS定義へジャンプできる便利機能。
cssファイルのどこにあるか一瞬で見つけれるため、スタイルの参照や修正がスムーズになります。

5. Highlight Matching Tag

HTMLの開始・終了タグを色でハイライト。ネストが深くてもタグ構造が見やすくなり、バグの発見が早くなります。

6. HTML End Tag Labels

終了タグの横に、対応する開始タグのラベルが表示されるため、どの要素か瞬時に判断できます。長いコードでも迷子になりません。

7. HTML SCSS Support

HTML内でSCSSファイルを扱う際に補完・ハイライト機能を提供。SCSSの変数やミックスインも補完され、快適な記述が可能になります。

8. htmltagwrap

選択範囲を任意のHTMLタグで簡単に囲むことができます。ショートカット操作に対応しており、素早く構造変更が可能です。

9. Image preview

CSSやHTMLの画像URLにカーソルを合わせると、画像のプレビューが表示されます。画像パスの確認ミスを防げます。
メンテナンスの際、スライド画像の順番変更などがあったときどの画像が何番目だったか瞬時に判断できるため重宝しています。

10. indent-rainbow

インデントごとに異なる色を付けて、構造が視覚的にわかりやすくなります。PythonやYAMLのようなインデント重要言語でも活躍。

11. Insert Sequence

連番やシーケンスを自動挿入。リスト作成や繰り返し要素の作業に便利です。UIのダミー要素を並べたいときにも◎。

12. Live Sass Compiler

SCSSファイルをリアルタイムでCSSに変換してくれるSassユーザーの定番ツール。保存と同時にビルドが走るので作業が途切れません。

13. Path Autocomplete

パスの補完機能を提供。画像やCSS/JSのパス指定を素早く正確に行えます。フォルダ構成が複雑でもミスが激減。

14. zenkaku

全角スペースをハイライト。意図しない全角混入を防げる日本語コーダー必須の補助機能です。特に文字揃えを重視するLPコーディングに◎。

拡張機能の導入方法

※上記は例です
  1. VSCodeを開く
  2. 左サイドバーの「拡張機能アイコン(四角いブロック)」をクリック
  3. 検索バーに拡張機能名を入力
  4. [インストール] ボタンを押す
  5. 必要に応じて設定(歯車マーク)から自分のスタイルに合わせてカスタマイズ

導入後は、特に「保存時に実行」や「フォーマットルールの指定」など、細かな設定を行うことで使いやすさが格段にアップします。

拡張機能導入後の注意点

  • 拡張機能の入れすぎは動作の重さやバグの原因になります。必要最小限を心がけましょう。
  • 同じ機能を持つ拡張同士で競合が起きる場合があります。不具合が出たら1つずつ無効化して検証するのがおすすめ。
  • より快適な開発のために、settings.jsonでのカスタム設定にも挑戦してみましょう。
  • カスタムショートカットキーはかぶることがよくあります。(私だけかもですが…)
    他に使いやすいショートカットキーと競合しないように慎重に指定していきましょう。

まとめ

コーディングは「速さ」も「正確さ」も求められる作業だと思います。
拡張機能をうまく活用することで、

  • 手戻りが減る
  • 作業スピードが上がる
  • チーム開発の品質も安定する

といったメリットが得られます。

まずは気になった拡張機能を1つ導入して、少しずつ自分に合った開発環境を整えていきましょう。
道具が変われば、作業効率も驚くほど変わりますよ。

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Writer この記事を書いた人

NISHITANIYUSUKE

幼い頃にみたドラマの影響でプログラミングに興味を持ちWEB業界に携わり、スキルアップを目的に転職。現在はフロントエンドエンジニアとして活躍中。

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