- webマーケティングやweb集客と言われるけど、何をすればいいのかわからない
- どれから手を付けて良いのかわからない
- 専門業者に依頼するべきか、自社でやるべきか悩んでいる
この記事はこのような悩みを持たれている方向けに書いています。
弊社はweb制作会社としてホームページ制作をメインとして行っていますが、集客サポートも合わせてご提案させて頂いています。
10年ほど前であればSEOだけ考えていればよかったのですが、近年ではそれだけではどうにもならないことも多く、色んな角度から集客支援を行っています。
その中でも、今回はクライアントさん自身でできることや、専門業者に依頼したほうが良いものなど、分類しつつご紹介できればと思います。
この記事を読むことで、Webマーケティングについて全体像が把握でき、何から始めていけば良いかわかってもらえると嬉しいです。
そもそもWebマーケティングとは?
一言でWebマーケティングをまとめると、Web上で行われるマーケティング活動の総称になります。
じゃあマーケティングとは何かというと、「売れる仕組みを作ること」だと思っています。
Webマーケティングの基本的な考え方・戦術
いかにWeb上で露出を行い、認知してもらえるか
そこでWebマーケティングの基本的な考え方ですが、まず考えるべきは、「いかにWeb上で露出を行い、認知してもらえるか」という集客のポイントに絞ってしまっても良いのではないかと思います。
集客をした後での売上までにつなげる部分については、集客が十分にできた後に考え出せば良いと思うので、まずWebマーケティングを考えるとすると、集客での施策に重点をおきましょう。
Webでの露出機会の場所
Webでの露出機会の場所をまとめてみました。
これらの場所でうまく自社や自分のサービスを露出して認知させるために行う活動がいわゆるWebマーケティングと呼ばれるものになります。
今回はわかりやすく、無料でできることとお金がかかるもので分けています。
無料でできるWebマーケティング
- ホームページ
- Google検索(SEO)
- googleマップ(MEO・Googleマイビジネス)
- Youtube
- TikTok
- LINE公式アカウント
- メールマガジン
- 口コミサイト
- ブログ
有料でできるWebマーケティング(Web広告)
- リスティング広告(Google / Yahoo)
- リマーケティング広告
- バナー広告
- Facebook / Instagram広告
- Youtube広告
- Twtter広告
- LINE広告
このように、有料・無料をあわせるとかなりたくさんあることがわかるかと思います。
この中で、自社に最適なものから進めていくというのが基本的な流れになります。
認知されるには2種類の露出がある
ここで一つ、重要な考え方が、「認知には2種類の露出がある」ということです。
- 自分発信の露出
- ユーザー発信の露出
一般的に自分発信の露出に意識がいきがちですが、Webマーケティングではこちらからの発信を行っていくことはもちろん、ユーザー発信の露出を増やす施策を行うことも大切になってきます。
具体的Webマーケティング戦略
それでは、具体的なWebマーケティングの施策をやりやすい順にご紹介していきます。
1. ブログやコラム、お客様の声、実績などをホームページ上で充実させる(コンテンツSEO)
Google検索で自社サイトを上位に来させるには、ホームページの中のコンテンツの数や質が重要になってきます。
具体的な施策としてはこのあたりでしょうか。頻度は無理せず続けていける範囲が望ましいです。
- ブログを書く(月1〜4件)
- お客様の声を掲載する(月1〜4件)
- 実績紹介を掲載する(月1〜4件)
- ホームページにコンテンツを増やしたら、都度それをgoogleマップやSNSで発信する
2. Googleマイビジネスの活用・発信(Gooleマップ・MEO)
Googleマップで自社サイトがキーワードで上位に表示されるかも大事なところです。
MEOと呼ばれるものですね。
こちらについてはSEOほど複雑なものではなく、しっかりと対策を行っていくことで、上位表示の可能性は高いです。
具体的な施策としてはこのあたりになります。
- Googleマイビジネスに登録して、プロフィール文章を充実
- 写真や情報をしっかりと掲載
- 高頻度で更新する(毎日が理想)
発信内容は日常的なものでよく、インスタよりもライトにブログ感覚で問題ありません。
Googleマップで検索上位に来るには情報量が大切になるので、googleマップは質より量の発想で良いです。(2022年現時点では)
投稿例
- お客様の声
- 実績
- 日常の業務
- コラム
- スタッフの言葉
- なにげないやり取り、など
3. SNSの活用(Instagram・twitter・Youtube・TikTok)
SNSの活用はそれぞれで向き不向きがあるので、できそうなSNSを決めて、それに特化して徹底的にやるのが良いかと思います。
色々と同時に手を出すと、中途半端になり、途中でやめてしまう可能性があるので、それよりはできるペースでやってみてください。
SNSは発信するだけでなく、ユーザーとの相互のやり取りや、ユーザーから発信してもらえるような仕組みづくりも大事になります。(後述)
具体的には以下のような取り組みの流れになるかと思います。
- プロフィールの充実
- 決めた頻度で投稿
- ターゲットとなるユーザーをフォローしたり、相互コミュニケーション
- フォロワーやユーザーからの発信を増やせるようなアクションを
4. ユーザー発信の露出を増やすキャンペーンやアクションの仕組みづくり
これらは具体的には、「口コミを書いてくれたら◯◯プレゼント(googleマップ、インスタ、twitter等)」のようなものでしょうか。
1〜3つ程度の仕組みを常に運用しつつ、1、2程度をキャンペーンとして期間限定で行うのがベターではあります。
5. LINE公式アカウントの活用
LINEは日本人であればほとんどのユーザーが使っているものなので、LINE公式アカウントの運用は使えるツールになります。
ただ、使いかたが上記のSNSとはちょっと異なり、相互でユーザーとコミュニケーションをするというよりは、一方的なコミュニケーションが多めの印象です。
具体的には、下記のような使われ方が多いです。
- メールマガジンのような内容で既存顧客への告知やお知らせとして
- 新規顧客からのライトな問い合わせ窓口として
6. 外部サイトからの発信を増やす(被リンクSEO)
google検索で上位に掲載されるには、自分からだけの発信ではなく、どれだけ他サイトからのリンクが多いかが大事になってきます。
リンク=口コミ=人気の証拠ということです。
具体的には下記のようなものです。
- 一般の人のブログで自社サイトやサービスを紹介してもらう
- 口コミサイトで良質な口コミを書いてもらう(食べログ、googleマップなど)
- その他各種サイトで掲載してくれそうなサイトがあれば、掲載を依頼する(一括見積りサイトやポータルサイトなど)
- SNS上で自社アカウントのフォロワーを増やしたり、自社や自社サービスについての言及を増やす
7. ホームページをユーザー目線で情報の充実したものにする
ホームページがすでにあればリニューアルや、ない場合は新規で立ち上げる、または既存サイトのアクセスなどを分析しながら、使いやすいように増改築していくというやり方ですね。
どんなにSNSや他のWebマーケティング手法が増えても、最終的にユーザーはホームページを見て、検討材料の一つにすることが多いです。
その際にはサービスの内容がしっかり充実していたり、安心感が伝わるような内容にすべきでしょう。
8. ホームページが検索で上位に上がるように、内部SEO対策を施す
内部SEOを最後に持ってきているのは、無料で自社でできることではないのと、以前ほどホームページの内部をSEO目線で改善して、できる影響力が限られているということからです。
もちろんtitleタグに全くキーワードが入っていなかったり、スマホ対応ができていない、などは改善の余地はありますが、ある程度最低限のことができていれば、内部SEOに気を使うより、コンテンツを充実させたり、他の集客手法に力を入れても良いのではないか、というのが率直な意見です。(もちろんサイトによっては内部SEOに手を施すことが最善であるケースもあるので、お悩みであればご相談ください。)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は集客に関するWebマーケティングを無料でできる具体的な施策とともにまとめてみました。
Webを活用して集客を考えている方の参考になれば幸いです。
グリッジではホームページ制作はもちろん、サイトを活用した集客のコンサルティングであったり、Webマーケティングでの集客のお手伝いをさせて頂いております。
集客でお悩みであれば、お気軽にご相談ください。