消費者の心を動かす!?デザインで使える心理法則5選

  • 2024.04.19
  • Webデザイン

こんにちは!最近お客様から「どのようにデザインを工夫したら目を引いて、お問い合わせが増えるか教えて欲しい」と効果のあるデザインについてのご質問をいただいたことがありました。
確かに「この手法を使えばこういう効果があります」とデザインを言語化できたほうが説得力が増し、クライアントもしっかりした説明があったほうが安心ですし、デザインをジャッジする際の指標になりますよね。
そこで今回は様々なデザインで使える心理法則をいくつかご紹介したいと思います!

こんな方におすすめの記事です

  • デザインを勉強したい方
  • デザインに説得力を持たせたい方
  • デザインの引き出しを増やしたい方
  • 効果のあるデザインを作りたい方

デザインで使える心理法則5選

シャルパンティエ錯覚

参照元:おいしいコラーゲンドリンク

シャルパンティエ錯覚は、等しい質量の物体が異なる大きさであるときに、それらの重さを異なって感じる錯覚のことです。
この錯覚を発見した、フランスの心理学者オーギュスト・シャルパンティエにちなんで名付けられました。
この錯覚を用いて「10g」ではなく「10,000mg」と単位を変えることでコラーゲンペプチドの配合量が多い印象を与えることができます。
美容商材(化粧水やヘアケアアイテムなど)や健康食品のLPやチラシなどで使えます。
逆に安く見せたい、お得に見せたいという時は「10,000円」ではなく「1万円」に表記を変更すると効果的です。

アンカリング効果

参照元:おいしいコラーゲンドリンク

アンカリング効果は心理学の用語で、人々が意思決定を行う際に、最初に提示された情報(アンカーと呼ばれる)に過度に依存してしまう傾向を指します。
定価表記により価格の基準が定まるため、値下げ後の価格に対して安い印象を与えることができます。
ネット広告やLPなどでもよく使われていますよね。
価格だけでなく、重さや時間など多くのものに作用します。
日常でよく見かける手法ですが、ネーミングまで知っている人は少ないのではないでしょうか?

端数効果

参照元:おいしいコラーゲンドリンク

端数効果は、製品やサービスの価格を丸数ではなく、わずかに下げた端数(例えば、$99.99や¥980など)で設定することにより、消費者にその価格がより低いと感じさせ、購買意欲を高めるマーケティング戦略です。
価格末尾の「9」や「8」は、消費者に対して強い買い得感を与えることができます。
よく使用されている安く感じる代名詞「1,980円」は端数効果により、適正な価格かつ安い印象を感じるようになっています。
テレビショッピングなどでもよく使われている手法ですよね。
今回デザインで使用されている「肌 71.4%」のように小数点以下まで数字を掲載することで、信頼できる情報として認識してもらいやすくもなります。

デフォルト効果

参照元:楽天カード

デフォルト効果とは、人々が選択肢を提供された際に、何もしないことによって自動的に選択されるデフォルトのオプションを選ぶ傾向がある現象を指します。
選択項目がある場合はデフォルト状態のものが選ばれやすくなるということです。
人々は選択肢間で決定を下す際に発生する、潜在的な損失や後悔を避けようとする傾向にあります。
またデフォルトオプションは、「推奨されている」または「最適なもの」として知覚されるため、人々はそれに従いやすくなります。
なので選択式のオプションでは選んで欲しい選択肢をデフォルトに設定しておくことで、選択される可能性を大幅に上げることができます。

視線誘導効果

参照元:Biore

視線誘導効果は、人や動物が他者の視線の方向を自然と追ってしまう現象を指します。
これは社会的注意の一形態であり、他者の視線が向けられている場所や対象に、自分の注意を向けやすくなるというものです。この効果は、人間の基本的な社会的コミュニケーション能力の一つとして、赤ちゃんの頃から見られる行動です。
この効果をもとに、写真の目線の先に注目してほしい文言や、タイトルを配置することで視線が向かいやすくなります。
また表情によって好感度を上げる効果もあります。
看板など大きな制作物にも使える手法です。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?
ただなんとなくデザインをするのですはなく、このような心理法則をうまく活用して、効果的なホームページや広告を作成していきましょう!

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Writer この記事を書いた人

FUJIYUKARI

学生時代にグラフィックデザインを学び、卒業後は11年間出版業界に携わる。2024年に元々興味を持っていたWEB業界に転職し、webデザイナーとして活躍中。

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